クリスマスを振り返って(年中組)

幼稚園の生活

ちょうちょう(年中組) クリスマスを振り返って

去年の経験もあり、教師が話をする前からクリスマスを楽しみにしていた子どもたち。
アドベント礼拝ではロウソクが増えてクリスマスが近づいていることをみんなで喜び、きぐみでページェントのパネルシアターを見た時には、歌を一緒に口ずさんで楽しむ子もいてクリスマスを心待ちにしている子どもたちの姿がありました。クリスマスを皆で楽しみに待つ中で、毎日の礼拝では献金をして、困っている人たちがいることを知り、その人たちのために自分たちにもできることがあることを感じ、世界に目を向ける姿がみられました。そこから、普段の園生活でも泣いている友だちを助けようとしたり優しい言葉をかけたりする姿が増えていて、人のために何かをする力が育っていると感じます。

ページェントの練習では、隣にいる友だちを意識して声を掛け合ったり助け合ったりしながら取り組む様子があり、それ以外の場面でも友だち同士で助け合おうとする姿が増えてきています。クリスマスを通して子ども同士の関わりが増えたことで、3学期に入ってからもわからないことを助け合ったり、友だちと一緒にする活動に前向きになったりする様子がみられ、自分から行動しようとする力や友だち同士で協力する経験を得て、日々成長しています。

                                 きぐみ担任S

たんぽぽ(年中組) クリスマスを振り返って

アドベントに入り園内にクリスマスの飾りが施されると私自身もなんとなくワクワク、そわそわします。たんぽぽの子どもたちも昨年度の経験から、もうすぐクリスマスなんだな、ページェントがあるんだなと感じている様子がありました。
部屋では毎日、ロウソクに火を灯し礼拝を守り、献金を捧げ、アドベントカレンダーをつるしていきました。献金の話をする中で、世界では戦争が起きているところがあり怖い思いをしている子どもたちがいること、暖かく安心して過ごせる家がない人、病気になっても薬を買えずにいる人がいることなど、子どもたち自身が自分で知っていることや自分で考えて感じたこと等を話す様子がありました。

ページェントに向けては、まず学年で集まりパネルシアターを見ました。みんなは星の役になるんだよと話すともう既に知っている様子。そんなある日、みどりぐみのお兄さんお姉さんが「これを使ってね」と星のお面を持ってたんぽぽグループの部屋に来ると、一気に子どもたちの目の色がキラキラ輝き、一段と前向きな気持ちになれたようでした。礼拝堂へ入るときの並び順、座る場所、前に出る時の順番、戻り方、意外と覚えることが多いのですが子どもたち同士で「〇〇ちゃんここだよ」「もう前の人進んでるよ」と声をかけ合い助け合う姿が見られ子どもたちの力を感じました。
きぐみでの生活も終盤になり「みんなとする」ということをそれぞれが感じ合うことが出来たのがクリスマスページェントだったように思います。大人からの支えだけでなく、子どもたち同士の支え合いや響き合いを大切にしながら3学期を過ごしていきたいと思います。

                                  きぐみ担任T