※本記事は、ももぐみの親の目線で書いています。
5月中旬から、アサガオの種まきが始まりました。お家から持ち寄った自分のプランターに、アサガオの種を天気の良い日に順番に植えつけていきます。
種まきの際には、子どもたちが自分でプランターに土を入れたそうです。まだまだ体の小さなももぐみの子ども達、「よいしょ、よいしょ。」そんな声とともに一生懸命に作業する子どもたちの姿が目に浮かびます。
次に種をまき、最後に自分のシールを貼った割り箸を立てて完成です!園庭にはたくさんの子供たちの作品が並んでいました。
種まきに必要な土作りは、園芸係の方々が準備してくれたそうです。みんなのアサガオが元気に育つよう、初夏の暑い中、丁寧な作業をしてくださり誠にありがとうございました。園芸係の方々の作業の様子に気づき、一緒に手伝ってくれる子どももいたそうです。
「まだ芽は出ないかなぁ。」「早く大きくならないかなぁ。」登園時に、思い思いに自分のプランターを眺める子どもたちがちらほら見受けられました。みんなアサガオが気になっているようです。
5月下旬になると、あちこちのプランターから小さなアサガオの芽が顔を出し始めていました。「芽が出てる!」と指さしながら親や先生に伝えて喜ぶ子、「わたしのが出てない」としょんぼりする子、「大丈夫だよ」その子を励ましてあげる子。アサガオの芽吹き・成長とともに、子どもたちにも感性や思いやりの心が芽吹いてきたようです。
1日や2日ではアサガオに大きな変化はありませんが、それでも粘り強く観察していれば、
- 新しく出た小さな芽、
- 1枚増えた葉っぱ、
- 葉っぱの模様、
- 暑い日にぐったりしている様子
そういった小さな変化に気づくことができ、アサガオの観察がより楽しくなっていくでしょう。それは今の子どもたちにとって貴重な経験だと思います。
入園式から1ヶ月以上が経ち、ももぐみの子どもたちも園に慣れてきたことと思います。それでも、まだまだ小さな変化や発見はあちこちにたくさんあります。アサガオをじっくり眺めるように、自分達の周りもじっくりと見渡して、
- まだお話したことのないお友達、
- 遊んだことのないおもちゃ、
- 雨の園庭に現れた小さなカエル、
- 産まれたばかりの赤ちゃんうさぎ
そういったものに出会えれば、園での生活はまだまだ新鮮で、より一層楽しいものになっていくでしょう。
次は梅雨明け頃に、アサガオと子どもたちの様子を記事にしたいと思います。
広報係 T.I.