実のなる木Project植樹報告

おしらせ/幼稚園の生活

実のなる木Project植樹報告

2021年5月23日(日)

快晴の休日。
園庭にて、あるProjectの植樹が行われました。
それは、「同仁美登里幼稚園に実のなる木を贈ろうProject」!

遡ること約1年前。
最初の緊急事態宣言で休園を余儀なくされ、
様々な影響を受けた幼稚園。
その状況を受け、「何か園の力になりたい!」と、

卒園生保護者の有志・数名が中心となり呼びかけたProjectです。

詳細は割愛しますが、
様々なアイディアが出た中で、

「子ども達の大好きな『実のなる木』を園に届ける」
という主旨に決定。

その時、Projectに添えられた園長先生の言葉をご紹介します。

「今苗を植えても、在園の3年で実はならないわよね。
 でも、この園って子ども達が戻ってくるの。
 その時、木の成長に自分を重ねるかもしれない。
 愛おしむ気持ちが湧くと思う。
 木って、ずっと長い時間ただそこにある存在だから。
 子ども達にとって、木が、この園が、一層心のふるさとになる。
 いつでもここに戻ってほしいの。」

そして、Projectの案内は、こう締められていました。

「2020 というこの忘れられない年、
 あの園庭へ、子ども達へ、実のなる木を贈りませんか?
 いつでも戻れる私たちのふるさとへ。」

・・・・

その後、卒園児家庭を中心に、
最終的には 150 に迫るご家庭がこの想いに賛同され、
Project は動き出したのです。

以来、園長先生と業者様が、植樹に向けて打ち合わせを重ね、
春になるのを待って、いよいよ植樹となりました!

園庭の環境(土壌や日当たり等)との相性も考慮の上、
今回植えられた苗木は、以下の3種類。

・イチジク 2株
・ゆすら梅 1株
・木苺 8株

イチジクとゆすら梅は、
園庭のビオトープ寄り、園舎側の辺り。

木苺については、
園庭の保育園側に設けられているアーチ状の金柵部分に
這うように植えられており、今はまだ苗木ですが、
ゆくゆくは木苺のトンネルになるそうです。

うまくいけば、来年の今頃には、
「苺トンネル」が実現するかもしれません。
素敵ですね!

今なおこうして、卒園のご家庭にも愛される美登里幼稚園。

今は、コロナ禍により、
卒園児が遊びに来ることはできなくなっていますが、
園児にとって、ちょっとだけお兄さんお姉さんである卒園児さんとの
楽しい交流の日が、また近い将来に訪れますように。

そして、植えられた苗木が果実を実らせ、
子ども達が無邪気な歓声をあげる、
そんな幸せな未来に繋がっていきますように。

そう願うばかりです。

広報係(S.S)