
園庭に桐の花が咲き揃う頃、四月生まれの子どもたちのためのお誕生会が開かれました。
年長の息子にとっては園生活最後のお誕生会。私たち夫婦も感慨深く参加いたしました。

初めに礼拝を守り、子供たちが作った色とりどりの蠟燭にそっと火が灯されます。
やや緊張した面持ちで、牧師先生を通して神さまからの祝福を受ける子どもたち。
讃美歌「生まれるまえから」と「ともだち讃歌」を歌う純真な声がホールに広がります。

「おうちの人のお話」の機会もあり、今回のテーマは子どもの名前の由来や生まれた時に感じたこと。
こんな子に育って欲しいとの願いや、その子にぴったりと感じる季節のお花に因んだ命名、また、NICUで過ごしたお子さんのエピソードなど、心に染みるお話があり、子どもたちが真剣に耳を傾けている姿が印象的でした。

最後に花束と世界に一冊だけの絵本『おたんじょうびおめでとう』をプレゼントしていただき、「みどりようちえんの歌」を元気いっぱいに歌って、閉会となりました。
絵本には先生の愛情と子どもの思いが詰まっていて、一生の宝物となりそうです。
心温まるお祝いのひとときを過ごせましたこと、神様と先生方に深く感謝いたします。

年長組保護者 S.M A.M