9月29日、大地震の発生を想定して、ここ同仁美登里幼稚園で、保護者も参加する情報伝達訓練・園児引渡し訓練が実施されました。
当日は、13時に大きな地震が起きたものとして、園からの連絡を受けてから保護者が火の始末や身支度をし、子どもを速やかに迎えにいくというものです。
みどり(年長)組ともも(年少)組に子どもが在籍するNは、二度ほどこの訓練を経験したことがありますが、毎回独特の緊張感に包まれます。
地震発生通知から、家を出て園に向かう道中は、実際に地震が起きた時のイメージが頭に広がって、毎回ドキドキしてしまいます。
園の方では、実際の地震が発生した際のルールが敷かれていて、玄関から園舎は土足で入るなどリアリティのある環境になっています。
子どもたちはそれぞれ所定の保育室で親を待っており、どの子も親を今かと待ち侘びている顔つき。
季節はまだ残暑厳しい9月。防災頭巾を汗だくで被っている園児たちの頑張る姿がとても印象に残りました。
Nが我が子たちを引き取り、帰路につきながら防災訓練の感想を聞くと、「サイレンが鳴ったんだよ、そのあと先生のところに集まって、静かにして…」と細かく流れを説明するもも組の次男。「先生が地震の紙芝居を読んでくれた。おやつ(非常食)も食べた」とみどり組の長男。
それぞれに感じたことは違いがあったようですが、この経験は積み重ねて行くことこそ大切なのだな、と改めて感じました。
広報係N