・担任の先生はもちろん、補助の先生方もたくさんの愛情を子どもたちに注いでくださっていることが、日々の様子からとても感じられ、父母ともに安心して預けることができ、仕事ができていることに感謝しています。(2018)


・自然の中で、土に触れあいながらのびのびと過ごすことができているなと感じます。それが本人も、そして親から見てもとてもありがたいです。また、室内遊びも自主性を重んじて保育してくださり、ゆったりとした時間が流れているように感じます。おもちゃも手作りのものが多々あり、とても面白そうです。(2015)


・あらゆる面で助けられています。子どもの体調や機嫌が悪かった時にも気持ちに寄り添ってくださるので、ホッと安心できます。「わがまま」という言葉を「自分でしてみたいという気持ちが芽生えてきた」というポジティブワードに変換してもらえた時は霧が晴れたようになりました。(2018)


・先生方がどんな朝でも優しい笑顔で受け入れてくださることに、親子そろって安心できています。きめ細やかな対応に感謝の気持ちでいっぱいです。またうちの子は肌が弱いのですが、看護師の先生にもこまめに薬を塗ってい頂き、とてもありがたいです。(2019)

「三つ子の魂百まで」の土台

生後10か月から卒園まで、息子は、人生最初の3年間をここで過ごしました。お友達と毎日を過ごすなかで「つかまり立ち仲間」ができたり、押し箱(段ボールを対角上に切ったものに布を張ったもの)で一緒に小走りしたり、おもちゃをめぐって小競り合いしたり(笑)。続く幼稚園の3年間で、ぐんとお友達が増えますが、その前の保育園時代に小じんまりとしたアットホームな環境で、大切な存在として保育士の先生方にたくさんの愛情を注いでいただいたことは得がたいことでした。本人は何一つ覚えていないようですが、木々に囲まれた土の園庭で、のびのびと遊び、いつも自然のなかにいるように感じていたのでしょう。小学生になったいまも、道を歩きながら鳴く虫の声に耳を澄ませ、木の上に鳥の巣がないか目をこらし、雲を見て天気を予想し、「オレは自然が好きなんだよね~」といっているのをきくと、なるほど「三つ子の魂百まで」とはこういうことかと、しみじみと思います。(卒園児のお母様 A・S様)


美登里保育園の思い出や大好きなところは数えきれませんが、1つ挙げるとすれば、子どもの個性、日常生活と自然をとても大切にして下さるところでしょうか。美登里保育園は、長く読み継がれる絵本の世界が確かににあるのだなと思わせられる場所です。
イルミネーションの光も綺麗ですし、きらびやかな行事もワクワクします。ですが、陽光と草木・土が合わさった彩・臭い、園児たちの様々な声や風の音が入り混じる中で繰り広げられる遊びを中心とした日常生活がどれだけかけがえのないものか、遊びに集中している園児たちのとても真剣な表情を見る度に、見惚れるとともに実感しました。また、日常生活を四季折々の変化や年中行事を味わいながら過ごすことの大切さを親子共々教えて頂いたと思っています。慌ただしい生活の中のひととき、四季を感じさせる日常生活をゆっくり味わうことの幸せも感じさせて頂きました。
園長先生をはじめ先生方は、子ども1人1人の言動や成長をとてもよく温かい目で見て喜んで下さりました。遊びやお友達とのエピソードを温かい笑顔でお聞かせ下さる中で、我が子の新たな面を知ることができて、嬉しくなることもままありました。「保育園」は子どもだけでなく「保護者も育て」て下さるところでした。
子どもの病気が深刻になった際、先生方とお友達が心のこもった手作りのカードを下さり、それをきっかけにめきめき回復したことがありました。闘病生活を過ごす中で、自宅療養やその先にある保育園通園が遠く思われた時に、闘病生活と保育園での生活との距離が気持ちの上でぐっと狭まりました。その時の先生方とお友達の優しい気持ちは私たち親子にとって大きな支えとなり、今でもカードを大切にしまっています。
子どもたちが美登里保育園を卒園してからかなりの年数が経ちましたが、夕食の食材から栄養バランスと愛情に富んだ給食の献立を思い出したり、園庭での遊びの思い出話に花を咲かせたりするなど、家族の間で保育園での日常生活が今でも時々話題に上ります。そしてその度に、私たちは、卒園してもずっと温かく見守ってくださっている先生方の笑顔と、温かくうなずいて「大丈夫」と言って下さる声を近くに感じることができます。子どもが人生初めての社会生活を同仁美登里保育園で過ごさせて頂けたことを心より感謝しております。          (卒園児のお母様 M・I様)

美登里保育園の思い出

我が家は、2歳差の兄弟二人が0歳からお世話になりました。二人とも美登里幼稚園に進み、長男は小学生です。
共働きのフルタイム勤務夫婦にとって、保育園探しは妊婦時代の一大事!
美登里保育園は、路上からはまったく様子が見えませんので、見学がお勧めです。園内はとてもゆったりとした時が流れ、子どもたちは穏やかにのびのび過ごしています。隣接の美登里幼稚園児達が、恵まれた自然の中で泥にまみれて元気に遊んでいる様子と比べると、保育園児は着替えの頻度も多く、極めて清潔に過ごしています(笑)。我が家は、乳児期を小規模保育園で過ごし、幼児期を200人近いお友達と過ごせる点に魅力を感じ、まだ兄弟のいなかった長男にいろいろな刺激と出会いを期待して美登里保育園への入園を希望しました。

入園式は、いまでも忘れられません。眠り続ける吾子を抱き、親だけが緊張している式の中で、園長先生が不安を察したご挨拶をして下さったのです。「生まれてからずっと一緒に過ごしてきた大切なお子様を、明日からお預かりするにあたって、いまのお母さま方のお気持ちを思うと『おめでとうございます!』とはとても申し上げられません」と。喉元がキュッと苦しくなったことを覚えています。
翌日からは、人見知りして泣き叫ぶわが子を置いて別れる朝の恒例行事が始まりました。息子は、飲み慣れない粉ミルクを拒否し、連日熱を出し、慣らし保育は2週間遅れで再スタート。最初の1か月は、ずっと先生のおんぶで過ごし、地上に降りては泣く日々でした。順調とは言えない生活に果たしてこの選択が正しかったのかと自問自答することもありました。
しかし、次第に「ここは安心できる場所なのだ」「自分の気持ちを現わしてもいいところなのだ」と親子ともども安心できるようになると、息子は次第に持ち前の好奇心を発揮して、目を輝かせて過ごす時間が増えていきました。

〇一人ひとりの個性を大切に、子どもを中心にした保育。

この保育園では、とにかく子どもたち一人ひとりの個性を大切に、気持ちを汲み、成長を見守り、決して比べることなく、子どもを中心にした保育が徹底されています。
例えば、お給食。子供の舌使いや食べ具合、性格等を栄養士の先生と見極めながら、親とも日々相談しつつ進めてくださいます。悩ましい「オムツ外し」も、身体機能の発達や本人の心理的負担などを考慮しながら、慌てることなく進んでいきます。
月齢や親の希望、兄姉の事例等を踏まえつつも「その子にあった最適な選択」を何よりも大切にしながら相談の機会が重ねられていきました。イヤイヤ期のパジャマ登園、保育園玄関での寝そべりタイム、両腕に兄弟を抱っこして昇降した保育園の階段・・・どれも懐かしい思い出です。

〇五感を大切にする。

手作り給食のすばらしさは本園の大きな魅力の一つです。味はもちろん栄養満点の献立も豊富で、楽しく食べる喜びを教わりました。同級生の皆さんも毎日よく食べていました。偶然読んだ育児雑誌には、写真入りで当園の「おやつ時間」が紹介されていて誇らしかったです。
ほかにも植物や生き物との関わり、発達や興味・関心に合わせた部屋のレイアウト変更、散歩、水遊び、遊び歌の数々を通して五感いっぱいに刺激を受けて過ごせる点も魅力です。中でも、水遊びでタライやプールにつかる「みどり湯」は当園の名物です。バシャバシャ遊ぶ子もいれば、長らく動かずジッと水につかるも自由です。
そこかしこに経験豊富な先生方のお知恵と愛情いっぱいの「仕掛け」がちりばめられており、子ども達は、そのたびに驚いたり、ためらったりしながら、変化や刺激を自分自身の力で乗り越えていきます。「一人ひとりのペース」で変化対応力を培い、好奇心を伸ばしながらたくましく成長していく傍らには、いつも保育士の先生方の温かい見守りと支えがあることは言うまでもありません。
保育園に在園されたら、ぜひ「保育時間の見学」をお勧めします。保護者の姿が子供たちから見えないように先生方が穴の開いた紙を扉や窓に貼って下さり、親は覗き穴からこっそり様子を拝見します。家では甘えん坊の我が子が、けなげに自分で着替え、片付け、集い、一人前に仲間と集団生活を営み、社会生活を送っている様子には大きな感慨を覚えます。また、先生方から伝え聞く様子がより具体的にわかるようにもなりました。

〇気づけば親自身のよき相談相手。

親達は、全員フルタイムの仕事を持っています。そのためか、特に第一子の場合、子どもの行動に理解ができなくなると、ついつい仕事の感覚で「合理的・効率的な選択」を考えたり、原因追及をしたくなる時があります。しかし、子育ては「合理性」とか「効率」とは最もかけ離れた世界かもしれません。原因特定に意味がない場合もあります。
私たちは、悩むたびに先生に相談をしていました。そのたびに、先生方は一緒に考え、時間をかけて解決策を探してくださいました。
子どもが夜なかなか寝てくれない、とぼやくと、数日後には「朝起きる時間を早くしてあげると、段々夜早く寝るようになりますよ」と教えてくださり、自身の忙しさから起こすのをためらっていた親の生活習慣を見直すきっかけになりました。
「牛乳も味噌汁も器に入れたとたんにひっくり返すんです!」とイライラ訴えると、「何かが面白いのかもしれませんね。入れる量を減らしてみましょうか?」と想定外のお返事をいただきハッとさせられました。そういえば水の音が大好きな子でした。
我が家は、長男が2歳時に次男が生まれ、繊細な長男は自分の殻に閉じこもってしまいました。まばたきが増え、チックになり、爪を噛み「赤ちゃん、病院に返してきて!」と言い、声をかけても振り向かなくなりました。そんな様子に戸惑っていると、担任の先生から「遠くから名前を呼んで振り向かせるのをやめてみませんか。Y君がママ~と話し掛けてくるタイミングを待って、用件を聞いてからお母さんの用事をつたえてみてください」とアドバイスがありました。子供目線で望ましい親の行動変容を教わりました。
また、園長先生からは「上の子の赤ちゃん返りは、下の子が寝返りしたり、歩き始めたり、お母さんの関心が下の子に集中する時期に上の子の気持ちにたびたび起こるもの。波があって1年ぐらい繰り返すのですよ」と助言いただき心の支えになりました。
子供同士のもめ事では、原因追及よりも子どもの成長を一緒に見守り、待つしかないことも学びました。
朝と夕方の送迎時は、たぶん先生方には一番お忙しい時間かと思います。それでも、先生方は、雑談を交わし、子どもの昼間の様子を教えて下さり、気が付けば子育てに悩む親自身の相談相手にもなって下さっていました。

〇幼稚園に続く保育園――。

美登里保育園は2歳クラスまでしかありませんので3歳から他の保育園に転園するか、美登里幼稚園に進むのか選択が必要です。
何もかも守られた美登里保育園から、自由闊達な美登里幼稚園への移行には不安を抱いて当然です。特に仕事を続ける母親には、毎朝のお弁当、行事参加、PTA活動、預かり保育の費用負担等など気になるものです。他園に転出した方からは、通園負担の軽減、ママのキャリア形成の優先といった理由を聞いています。
私も、同じような迷いがよぎり、実は他園の説明会にもう一度行きました。そして幼稚園に通う保護者諸先輩や園長先生に改めてお話を伺い、PTAは可能な範囲で参加すればよいこと、行事の参加日数が許容範囲で収まること、お弁当も凝ったキャラ弁より(子ども達は早く遊びたいので)早く食べ終われるシンプルな献立を好む傾向がある等などの情報収集を経て、工夫次第で乗り切れことを確信しました。最終的に子どもたちが美登里幼稚園で遊ぶ笑顔が見たくて同園への進学を選択しました。同じ敷地内で過ごす保育園生からすると幼稚園は憧れの存在でしたので子ども達は大喜びでした。
しかし、たった数メートルの移動も最初からうまくいくわけではありませんでした。3歳で起こる環境変化は、繊細な長男には刺激的で、年少の夏休み前後、冬休み前後に朝の涙の別れが再発しました。そんな時、保育園の先生に相談すると、親は子供にとっての困難を子供自身が乗り越えるのを黙って見守るしかできない時がある、と以前と同じアドバイスをいただきました。小学校進学時も同様に色々ありました(笑)が、このアドバイスを踏まえていけばもう大丈夫です。
2020年以降、社会経済環境は大きく変わりました。それでも、我が家の親子の営み、子育ての指針はそう揺らぐものではない気がしています。小さな時から培った変化対応力はこれからも鍛え続けることでしょう。親は、目と心を離さず、見守り続けるつもりです。
腕の中ですべての時間を一緒に過ごしていた時期から、親子が離れている時間は増え続けていくばかりです。だからこそ、美登里保育園・幼稚園で過ごした濃厚な時間を糧にして、これからも様々な変化に親子で挑んでいきたいと思います。本稿を寄稿するにあたり、他のお母さま方とも話しましたが、皆さん同様の感想をお持ちで、とても感謝していました。
この園で出会ったお母さま達とのつながりも大きな宝物となっています。仕事と子育ての両立は、まだまだ母親にかかる負担が大きい中で、有給休暇や夕方時間のやり繰りの相談、病院や子育て情報の交換、忘れ物をしないための声掛け等々、持ちつ持たれつで支えあってきました。
子ども達に、美登里保育園の思い出を尋ねても、もはやあまり多くの言葉は出てきません。でも讃美歌や遊び歌を口ずさむと、とたんに笑顔で続きを歌ってくれます。保育園で過ごした生活は、彼らの心の礎として大切にそして確実に刻まれています。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。感謝の気持ちを綴り始めたらつい長くなってしまいました。まとめて一言で申し上げるならば・・・「お勧めです!」。   (卒園児のお母様 M・K様)